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リスティング広告は「検索連動型広告」と「ディスプレイ広告(コンテンツ連動型広告)」に分類されます。検索連動型広告はGoogle広告、Yahoo!広告(Yahoo!プロモーション広告)で提供され、主に検索結果画面の上部と下部で表示されます。日本国内の検索エンジンシェアはGoogleとYahoo!で、およそ9割以上をカバーしています。ディスプレイ広告はサイトの上部や文章の間などの表示される広告で、多くはビジュアルバナーで作成されています。広告配信先として「人」をターゲティングする方法と「コンテンツ」をターゲティングする方法があります。Google ディスプレイネットワーク(GDN)、Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDA)で提供されます。

掲載順位は「入札価格」×「品質スコア」で決まる

掲載順位を決めるために、常にオークションがおこなわれています。基本的には、「入札価格」が高いほど、掲載順位が高くなりますが、もう一つ大切なのが「品質スコア」です。クリック率やキーワードと広告との関連性、さらにはランディングページとの関連性が重要なポイントで、1〜10段階で判定されます。この2つの要素を掛け合わせた数値の高い広告が上位へ表示されます。

料金は「クリック課金(CPC)」と「インプレッション課金(CPM)」

表示された広告を、ユーザーがクリックするごとに広告費が課金されるのが「クリック課金」です。逆に言うと何回広告が表示されても、クリックされなければ広告費がかかりません。一方、インプレッション(表示)に対して課金されるのがインプレッション課金です。配信した広告が1,000回表示されるごとに広告費が発生する課金方式です。

1日の予算上限を設定できる

たとえクリック数が多くても、「1日の予算」も設定でき、その予算を超えないように広告の表示・非表示が自動的に管理されるので、気がついたら、広告費が余分に発生していたということはありませんので安心できます。

掲載エリア・時間・年齢など細かく設定可能

エリア/静岡県内・静岡市、配信時間/午前10時〜午後7時、年齢層/25歳〜34歳、性別/男性というように、目標とするターゲットを細かく設定することが可能です。また、ターゲットを「人」ではなく「サイト」にすることも可能です。例えば、ゴルフの新商品の広告の場合、「ゴルフ関連のサイト」などへ広告を配信することが可能です。配信スタート当初は、ターゲット幅をある程度幅を広めに設定し、クリック状況を見ながら徐々に絞り込んでいきます。

広告効果が数値データで分かる

リスティング広告の大きなメリットの1つとして、広告効果を数値データで測定できる点があげられます。1日の広告表示回数(インプレッション数)、クリック率、コンバージョン率などもデータで分かります。数値データを見ながら、効果のあるキーワード・広告文をさらに伸ばし、逆に数値の低い広告を修正、予算と効果の最適な組み合わせを探りながら運用していきます。

時間がかかるSEOと違い、すぐにコントロールが出来る

オーガニック検索で1ページ目の上位に表示させるためには多くの時間と労力、コストを要します。上位に表示させるためには、検索ユーザーが満足するような情報を提供している、という検索エンジンからのお墨付きをいただく必要があるからです。一方、リスティング広告は、キーワードの入札価格や広告としての品質(品質スコア)によって表示される順位が付けられます。入札価格を高めに設定したり、広告分を修正したりすることで、すぐに上位に表示させることが可能です。

いつでもSTOPできる

運用当初は、情報収集期間であるため、最初の1〜2ヶ月は不安定になります。最低の契約が3ヶ月というのはそのためです。しかし、その後も思うような結果につながらなかった場合は、いつでもSTOPすることが可能です。